いちごの花が満開

菜園場では作物を植えない期間をとる「畑を休ませる」ということは基本的に行っていません。作付けから収穫までが完了すると、数日以内に他の作物がその場所に植わったり、苗床の苗が移植されたりと、輪作を考慮して常に何らかの異なる種類の作物が栽培されています。

そんな中でもイチゴは他の作物とは異なっていて、同じ場所で複数年継続して栽培しています。

一般的な栽培方法だと、ハウスで毎年イチゴの苗を新しく買ってきて、畑の耕運・定植を行うのですが、菜園場では、露地(ハウスではない)で、しかも複数年同じ場所で不耕起栽培。

直近のサイクルだと3年間は同じ場所に同じ品種のイチゴがずっと植わっています。

今までの栽培実績では、2年目あたりで株が良い状態に大きくなり、その上実なりがよかったです。そのまま同じ場所でイチゴの栽培をずっと続けられるかというと、3〜4年目あたりから実成りはそれなりにつくのですが、小粒のイチゴが増えてきた経緯がありました。

ということで菜園場では、3年サイクルで場所の移動をしています。

黒マルチを上手に使えば、移植のサイクルの時期以外は主だった管理作業は、冬の間の枯れ葉取り位で、あまり手がかからないのがありがたいところです。

今年もたくさんの花を付けてきたので、子どもたちに頼んでホウキをパタパタさせて受粉作業のお助けを。

どれくらい虫や鳥に食べられず、美味しいイチゴの収穫までこぎつけられるか。例年通りだと5月初旬から中旬あたりに収穫期がやってくきます。

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