今年初めて栽培した固定種のトマト、その名も「世界一トマト」。種からじっくり苗づくりをし、農薬を使わずなんとか育てました。
従来のF1品種との違いを認識したく、栽培中よくよく観察しているのですが、こう毎日雨が続くと露地栽培(ハウスではない栽培)でも、水分量の変化が少ないため、トマトの割れが少ないです。そのため、「世界一トマト」だから割れが少ない、とか、成長が良い、とかを判断できない(^^;
割れが少ないので、露地栽培をしているものにとってはうれしいのですが。
かんじんの味ですが、甘味がすごーく強かったりせず、良くも悪くもトマト特有の青臭さが全開のトマトです。そのため、昔ながらのトマト臭いトマトを食べたい方には非常に向いているかと。
我が家では、子供から妻までみんながお気に入り。私は甘いトマトも好きですが、自分の作るトマト臭いトマトも好き。特に、栽培中、一本仕立てにすべく、芽かき作業をしていると必然的に手がトマト臭くなり、その匂いになれてくるので、だんだんと、この昔ながらのトマトの味にはまって(慣れて?)いきます。
固定種なので、種を取得し、翌年また自分の畑にあったトマトを作ることができるのがうれしいところです。
菜園場の有機質たっぷりの畑の土になじんだ、特徴あるトマトができることを願って、来年も自家採取した種でトマトの栽培をしたいと思います。
発芽試験用に早速取得した、世界一トマトの種です↑
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