園主から学んだ定植方法

今日はアマランサスの定植を行いました。

アマランサスとは?

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中南米原産とする植物で、種を食べる用のものと、葉を野菜として食べる用のものがあります。栄養価が高くスーパーフードといわれることも。菜園場では、種を自家採取しているので、前者も後者も両方あります。

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このアマランサスですが、菜園場では初回の栽培時以降、種を購入していません。というのも初回栽培時にたくさんの種を自家採取したこと、そして、毎年栽培した苗からこぼれ落ちた種が、適期になると畑で自発的に芽を出してくれるからです。

それら自発的に芽を出してきた苗を、丁寧に畑から掘り起こして、綺麗に整列させてから定植します。

こういった苗づくりや定植方法は、自然の摂理に寄り添っている感じでとても好きです。園主いわく「植物が育ちたいときに育ってきた」と。

本当にそう思います。

適期になるまで畑の中で種が眠り、適期になると芽が出て成長していく。暑すぎても、寒すぎても芽はでない。そして、芽が出た後、花が咲き、実をつけて、種ができ、また新しい種が畑にこぼれます。この繰り返しで今に至ります。

人間が収穫しやすいように、整列している点では多少手を加えていますが、できる限り自然にそって栽培し、適期に美味しくいただく。今後も品目問わず、そんな栽培を目指していきたいものです。

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