今日は埼玉県三芳町のそば農家さんで、そばの中耕作業をお手伝いしてきました。
現地は一面そば畑で、その広さにびっくり。1つの列で数百メートルはあったかと(^^;機械で一列を中耕するのに20分近くかかる場所もありました。
従業員さんに、機械の使い方から、日常使用している大型機械類の説明までしてもらい、本当に勉強になりました。特に印象的だったのは、収穫・脱穀・選別・不要物の粉砕までを一度に完結できる機械の効率の良さと、あまりの大きさにびっくり!
菜園場で行っている「農業」とはまた別の「農業」の姿を見てきました。菜園場で同じような栽培をやることは規模の違いからできませんが、効率性の追求や日々の管理作業の効率向上の知恵は、多くのところで見習う点がありました。
真面目農業人のお話は面白い!
参加者のほとんどが、そば店の人だったり、そば関連のサービスを提供している人ばかりだったので、ふと疑問に思った至極当たり前のことまで優しく解説いただき、とても勉強になりました。
質問して教えていただいたことを忘れないようにメモしとこっと。
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韃靼(だったん)そばと、いわゆる普通のそばの違い
→「そば」には大別して、「普通そば(甘そば)」と「韃靼そば(苦そば)」があり、後者が独特の味の苦みを持ち、栄養成分のルチンの含有量が極端に多いこと。 -
「そば」粉3種類の特徴
→一番粉はそばの実の中心からとれる細かい白い粉。二番粉は一番粉を、三番粉は二番粉を採ったそばの実を再度引いて出た粉。そばの実の外側ほど香りや栄養価が高いが、のどごしや質感がザラザラになりがち。 -
玄(げん)そばとは
→そばの実が結実し収穫されたままの殻つきの状態のもの。 -
抜き実(丸抜き)とは
→玄そばの外側の黒い皮部分を取り除いた実のこと。
関係者の皆様、ありがとうございました!
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