ヘビウリの反省と感謝

ヘビウリを栽培しています。

試験的に植えてみた、というほうが正確でしょうか。そのヘビウリですが、園主と一緒に圃場で試食して「出荷して問題ないね!」、と確認したので安心していたのですが、収穫時にちょっとした注意が必要なことが判明しました。

それは、、、、

収穫適期がずれると、すじばった中身になってしまい食べられないこと。

です。

今年初栽培であること、および試食して問題なかったので、いつもお世話になっている久米川の中華料理「麻辣椀(マーラーワン)」に納品し、後日試作を料理していた、オーナーシェフからのご連絡で判明しました。

『譲ってもらったヘビウリは、すじばっているので、食べられない位。出荷を待った方がよいかもしれませんよ。』と。

ご連絡をいただいた時は、ものすごくびっくりしたことを覚えています。

『また面白いものを教えてもらいありがとうございます!』といったような、野菜好きの好奇心を満たした回答を想定(期待)していたのが、まさかの問題のご指摘だったのですから。

すでに試食段階で問題なかったことから、完全に油断していたのですが、調べたところ、ある程度ヘビウリが若い段階でないと、ご指摘いただいた食味の悪さがでるようです。

以降、収穫時の注意点として、忘れもしません。それからの出荷分については、問題ないよう、収穫タイミングを気を付けているので平気かと思います。

何も言わず、我々が認識していない問題のせいで、今後の取引を控えるようなことにならなくて本当によかったです。私が言うのもおかしなことなのですが、後日お詫びにお邪魔した際、以下のようなお声掛けをいただきました。

私→「ご迷惑をおかけしすみません。でも、シェフからのご指摘、本当に助かりました。なんの問題点も認識していなかったので。。。。。。」

麻辣椀→『あ。そうなんですねー。最初に、試しでお持ちいただいたのがウチでよかったです。結果として、他のお客さまにご迷惑おかけすることにならなくてすんだので。』と。

肝心の麻辣椀にご迷惑をおかけしたのに、麻辣椀以外の菜園場のお客さんのことを、まず初めに考えていただいたことに、感謝しかありませんでした。

素敵なお人柄な方なのです。

麻辣椀には申し訳なかったのですが、本当に教えてもらえてありがたかった。苦言も遠慮なくしてくれるお客さま。大事にしなければ、ですね。

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