自家採取した種の難しいところ

フィレンツェナス(ステーキとして食べると美味しいナス)が去年美味しかったので、今年も栽培を予定しています。もとは野口種苗さんで入手した固定種の種から去年栽培し、今年は自家採取した種で栽培する第二世代のナスです。

種をたくさん自家採取してあるので、セルトレイやポットに種まきをする時、1つの箇所に1粒だけしっかり計算して種をまくといった作業はせず、1つの穴に複数の種をまいて、いくつか発芽してきた中から生育が良いものを選別します。

もともと発芽率が極端に良くないものもあるので、固定種の自家採取種での栽培は、1箇所に複数の種をまいたほうがよい、という人もいるくらいなので、私も一般的なやり方にならって、フィレンツェナスの種をセルトレイ1穴につき5粒弱ほどまきました。

多少発芽しないものがあっても、さすがにこれだけ種をまけば1、穴につき1苗位はできるだろうと余裕でいたら・・・・・

ものすごく発芽していました。

発芽率すこぶる良好(うれしいけど複雑な心境)。

同じ時期に、ちゃんと1穴につき1粒で種をまいた、別の品種のナスのセルトレイを見ると

なんと綺麗な状態。

おかしいな。「綺麗に発芽は揃わないだろう」と思って、ダメもとで1穴1粒まきしたセルトレイはキレイに発芽し、「どうせ各々の種から発芽するとは限らないので、たくさん種をまいてから、発芽後に少し選別すればよいだろ」と思ったものは、大量に発芽。

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なんなんでしょうね、この想定のズレ具合は。

全く発芽しないよりははるかによいのですが、ここまで発芽してくると間引き作業に時間がかかります。

固定種の種の発芽率がわけわからん。

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