野菜には近くに植えると成長によい影響を及ぼすものや、虫の被害を減らすとされるものがあり、それらは「コンパニオンプランツ」と呼ばれます。菜園場でもコンパニオンプランツを植えて、主に虫の被害を減らせることを期待して、日々実験中です。
去年から今年にかけては、園主が畑の作物の至る所にニンニクを植え付けて、虫の被害の軽減を図っています。
今年、私はトマト栽培で、ひたすらネギを混植してその後の生育がどうなるか検証しようかと。
トマトは寝かせ植えで植え付けているので、ほぼトマトの根っこの真上にネギが植わっている状態です。ネギの香りで虫の忌避効果、根っこの部分に共生する菌がトマトの病気を防ぐ効果があるとされています。
「効果があるとされている」という微妙な表現を使うのには理由がありまして、
あくまで「効果があるとされている」だけなので、「うわ!今年は虫が皆無だ!」とか「全く被害がない!」というような極端な結果になることはなく、むしろ逆に「こりゃ、全然効果無いんじゃないか・・・・・」とか「今年は被害が少ない”かなー”」というように主観的に感じるだけでしか評価できないからなんです。
そりゃそうですよねー。露地栽培だと、天候含めた畑の環境、気温、状態などなど、色々な前提条件が毎年異なるので、効果を証明することがものすごーく難しいように思います。
それでも手間暇かけて、コンパニオンプランツを使った実験をする理由はただ一つ。
少しでも農薬を使わないで虫の被害を減らせたり、作物の生育をよくすることができればそれに越したことはないから。
それに尽きると思います。
私としては、客観的に数値化できて、人に説明できるような実験結果を求めているのですが、毎回「うーん・・・・効果あるようなないような・・・・」で終わっている気がします。
いつか明確にはっきりとした結果が出ることを期待して(苦笑)、これからも色々試してみたいと思います。
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